先日、お客さんに市販のシャンプーでは鼻がつまるような感じになるとのことで、ずっと石鹸シャンプー使っているという方がいらっしゃいました。

頭皮の状態をみてみるとあきらかに脂っぽい状態になっています。

話をきいてみると最初の頃はよく洗えたのですが、使っていくにつれて泡立ちが悪くなってきたと言っていました。

石鹸シャンプーの特徴として髪を洗うと石鹸に含まれる脂肪酸が毛髪に残留していきます。
脂肪酸は酸性なので石鹸でシャンプーしていくと髪が酸性になっていくといわれています。

髪は本来、弱酸性なのでここまででしたら、石鹸ってすばらしい！！となりますが、
石鹸事態は弱アルカリ性なので酸性では泡立ちません！！

なので石鹸シャンプーは使っていくうちに泡立たなくなり洗うという力が弱くなっていくと言われています。

髪はアルカリによると膨張します。

石鹸は弱アルカリ性なので髪が膨張します。

その状態でごしごし洗い、髪が摩擦すると髪のダメージにつながるので気を付けましょう。

あと、石鹸は硬水では泡立ちがわるいです。

水に含まれているカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどと結合して金属石鹸を生成します。

石鹸で洗った時に髪がごわつく！！それが金属石鹸のせいなのです。

石鹸シャンプーは洗った後に酸リンスで流すのは、金属石鹸の除去のためになります。

軟水ではミネラルが少ない分、石鹸は向いているといわれ、ちなみに精製水などミネラル分を含まない水ですと金属石鹸を生成しないためにきしみはないと言われます。

そう考えると水が硬いといわれている沖縄の水道水は石鹸シャンプーは向いていないのかもしれないですね。ちなみにヨーロッパなども水が硬いので石鹸の泡立ちがわるく合成洗剤が開発された経緯があるそうです。

ちなみに石鹸はマイルドと言われますが、アミノ酸シャンプーのほうが洗浄力はマイルドになりますので肌トラブルがある方にはおすすめです。

値段はちょっとありますけどね(ー_ー)!!

沖縄県宜野湾市大山
美容室stylista　みやぎ