今度は乳化を考える

stylista

2012年11月07日 20:20

某美容の専門誌で、カラー後の乳化の仕方で色は入りが違うとかって特集をしていた。



水での乳化は浸透圧の関係で、髪から色素や毛髪成分が抜けるとか。



カラー後はアルカリで髪が膨張しているから、さらに、抜けやすいとか。




それで、水にCMCつまりは油を溶かして、乳化したら色が抜けにくく、ダメージも少ない!!!




とかなんとか言っていた。




ダメージが少ないかどうかは、知らないけど。



今日、流れなかった成分は明日には流れるとかの程度かもしれんが、オイルで濃染ってのはありかも知れんって事で、まずは、染まりが分かりやすいように、カラー半分で染めてみた。




右が普通に染めて左が、カラーを半分にしてみた。








だいぶ、薄くなったね。



そんな感じで、半分カラーで染めてみた。




左から、水で乳化、オイル半分で乳化、オイルだけで乳化。









オイルだけで、乳化した毛束が色が濃く出ている。




そういえば・・・・・・・。




某メーカーがお茶がカラーを濃染するって言って、商品をだしていたな~。




って事で、お茶で乳化(笑)



左から、水で乳化、オイルで乳化、お茶で乳化、某メーカーの商品で乳化。









水だけよりも、オイルだけで乳化したほうが、染まっているし。




さらにお茶で乳化の方が、オイルだけでの乳化より濃染している。




さすがは、沖縄県産ぴん(笑)




最後に、左から、普通にカラー、カラーを半分にして、水で乳化、オイルで乳化、お茶で乳化、某メーカーの商品で乳化。











お茶のタンニンは草木染の媒染のも使われるみたいだしねー。




堅牢度が上がるんだってさ。





ヘナだって、染める前にヘナ汁をかけたほうがよく染まるもんね。




まぁ、染料の違いかもしれんが、これは面白い。




先媒染か後媒染か。





お茶の濃度や、抽出時間や温度、品種やメーカー。




またまた、使う染料の色味や明るさなんかでも、変わるだろうから。




お茶と向き合って、みようかな(笑)




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沖縄県宜野湾市大山
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